鉄骨を構造材料としてつくった構造のこと。燃えにくく強度が高く、大きな力が加わったときに折れずに変形するだけですむ。重量鉄骨造と軽量鉄骨造の2種類がある。軽量鉄骨造は、軽量形鋼と呼ばれる鋼材で家の骨組みを組み上げる工法。設計の自由度が高く、耐久力があり、開口部が広く採れるのが特徴。重量鉄骨造は、H形鋼やL型鋼などの鋼材を、溶接または高力ボルトで接合してつくる。鉄骨自体がとても丈夫なので柱の本数が少なくてすみ、筋交いをなくせる。軽量鉄骨造よりさらに設計の自由度が広がり、耐用年数も長い。